設計事務所ってブラックじゃない?
建築士が働く場所といえば設計事務所です。
でも設計事務所で働いている人は
・給料安い
・残業多い
・休みが取れない
こんな状況の人が多いのではないでしょうか。
私は構造設計事務所で5年間働いていましたが、現在は企業に転職してプラント設計の仕事をしています。
転職したことで
- 年収が1.4倍にUP
- 残業平均30時間以下に減少
- 年間休日120日以上
と、ワークライフバランスの取れた生活ができるようになりました。
この記事では、私が企業に転職してよかったこと、逆に設計事務所の方がよかったことをまとめました。
現在設計事務所で働いていて転職を考えている方は、記事を読んで転職後のイメージをしてみてください。
転職を考えている方は転職エージェントを利用することをオススメします。
なぜなら、
- 転職エージェントは無料で登録可能
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とメリットがたくさんあります。
初めて転職エージェントを利用する方は、有名な大手エージェントに登録することをオススメします。
私はリクルートエージェントに紹介してもらった企業に転職しました。
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- 30代 男性 会社員
- 一級建築士
- 東京の構造設計事務所から地元・広島の企業へ転職
- 転職で給料を1.4倍にすることに成功
企業に転職してよかったこと
設計事務所から企業に転職してよかったことはたくさんあります。
以下に書いたことを実現させたいと思ったら、働く環境を変えるべきタイミングかもしれません。
- 給料が増えた
- 残業が減った
- 休日が増えた
- 仕事の規模が大きくなった
- 自分の専門の仕事に割く時間が増えた
- 福利厚生が充実している
- 安定している
給料が増えた
設計事務所で働いていた頃は給料が少なく、ひたすら節約生活をしていました。
企業に転職したことで、年収は設計事務所時代の1.4倍になりました。
設計事務所の仕事はやりがいもありましたが、仕事なので給料は大切です。
設計は楽しいけど給料が少ないと悩んでいる方は多いと思うので、そんな方は転職を考えてみてもいいかもしれません。
- 健康的な食事ができるようになった
- 自己投資にまわせるお金が増えた
- 趣味に使えるお金が増えた
残業が減った
設計事務所で働いていた頃はいつも夜遅くまで働いていました。
時には徹夜をしたり、事務所に泊まることも。
企業では残業の制限が厳しくなったため、残業時間がいっきに減りました。
残業を悪とする環境で働くと、以前よりも仕事を効率良く終わらせることを考えるようになります。
すべての残業が悪いとは言えませんが、残業をしなくてもいいのであればそれが一番です。
- 健康的な生活が送れる
- 寝る時間が増える
- 家族と過ごす時間が増える
休日が増えた
現在の職場は年間休日が120日以上あります。
設計事務所で働いていた頃は1週間の休みは日曜日だけでした。
土日休みになれば、ガッツリ遊ぶ日としっかり休む日を作れます。
仕事の規模が大きくなった
勤める企業の規模にもよりますが、設計事務所で働いていた時よりも大きな仕事を出来るようになりました。
出張も増え、様々な人と出会い、大きな現場を見れて勉強になります。
仕事の大きさで仕事の価値は決まりませんが、やり終えたときの達成感はより大きくなります。
分業により仕事がやりやすくなった
企業には多くの部署があり、分業で仕事を進めます。
そのため基本的に設計者は設計の仕事を、現場監督は現場管理に集中できます。
出張の際も事務担当の方がレンタカーや飛行機の予約などをサポートしてくれるので、自分の仕事に集中できます。
たまに他部署の応援にかり出されることもありますw
福利厚生が充実している
大手の企業では福利厚生が充実しています。
- 地元のスポーツチームの観戦チケットがもらえる
- 近所のお店の割引券が貰える
- 社内にカフェや食堂がある
- 社内にジムがある など
働きやすい環境や、たまにもらえるご褒美もあってありがたいです。
安定している
大手の企業で働いていれば、そう簡単に倒産することはありません。
最近は終身雇用の時代ではありませんが、「いつ倒産するか……」なんて不安を持ちながら働きたくはありません。
小さな設計事務所だとギリギリの経営状態のところもありますが、大手企業だとそういった心配はありません。
設計事務所の方がよかったと思うこと
- たくさんの経験を積める
- 遅刻しても許される
- 設計業務だけをやっていられる
- しがらみが少ない
たくさんの経験を積める
建築設計事務所では基本的に1人に1つの物件を任されます。
そのためやるべきことはたくさんありますが、そのぶん実力がつきます。
出張の準備も自分でやるため、意外と日常生活で活かせる能力が仕事のなかで身につくこともあります。
大勢の人と仕事をする機会も少ないので、1人での作業が好きな方は設計事務所向きかもしれません。
遅刻しても許される
私が勤めていた設計事務所ではタイムカードが存在しませんでした。
そのため時間管理はすべて自分でやっていました。
始業と終業の時間は決まっていますが、多少遅刻しても何も言われません。
社会人マナーとしてはよくないけどね(笑)
企業では1秒でも始業時間に遅れると、強制的に時間有休を取らなくてはならないこともあります。
設計事務所の働き方に慣れると、最初のうちは企業の体質に慣れるのに大変です。
設計業務だけをやっていられる
設計事務所というだけあって基本的には毎日設計業務のみを行います。
企業だと分業制ではありますが、ときには他部署の応援にかり出されたり、自分は関係ないのにと思うような仕事をふられたりします。
図面を書いたり構造計算をしたりと、設計業務に集中していた頃を懐かしく思います。
しがらみが少ない
設計事務所だと基本的には「設計者」と「事務の人」だけという形態が多いと思います。
大企業は部署も従業員も多いですが、人数が増えればそれだけいろんな人がいて、いろんな問題が起こります。
派閥があったり、権力争いがあったり、時には不倫の話も……
仕事にだけ集中できれば幸せですが、上司のご機嫌を伺ったり内部調整が必要だったりとわずらわしさもあります。
設計事務所であってもコミュニケーション能力は必要ですが、比較的ひとりでじっくり仕事ができるのは設計事務所のいいところです。
転職するなら転職エージェントに登録を
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特に設計事務所に勤めている人は、朝から夜遅くまで仕事をしていて転職先を探す暇がありません。
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私は3社に登録して、リクルートエージェントに紹介してもらった企業に転職したよ。
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できれば2~3社に登録するのをおすすめします。
転職エージェントについては以下の記事でまとめています。
建設業界で働くなら「建築転職」がおすすめ
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「建設業界で働く人が選ぶ 転職エージェント3冠達成」という実績があり、信頼できるサービスです。
建築転職については以下の記事でまとめています。
まとめ
企業に転職してよかったこと | 設計事務所の方がよかったと思うこと |
・残業が減った ・休日が増えた ・仕事の規模が大きくなった ・自分の専門の仕事に割く時間が増えた ・福利厚生が充実している ・安定している | ・給料が増えた・遅刻しても許される ・設計業務だけをやっていられる ・しがらみが少ない | ・たくさんの経験を積める
設計事務所から企業へ転職して約5年になりますが、私は転職してよかったと心から思っています。
よかったことは上記にあげたようにたくさんありますが、その中でも特に
- 給料が増えたこと
- 残業が減ったこと
- 休みが増えたこと
この3点が私にとって特に大きな変化です。
年収は能力でなく、働く場所で変わる
同じ能力を持っている人でも働く場所によって給料は変わります。
・こんなに仕事ができるのに、それだけしか給料もらってないの?
・何もしてないのに、なんでそんなに給料もらってるの?
こんな風に思うことありませんか?
そう、年収は能力じゃなくて働く場所で決まります。
現在設計事務所で働いていて
・給料安すぎないか
・残業多すぎないか
こんな不満を抱えている方は、転職を考えてみることをおすすめします。
働く環境を変えて、明るい未来を手に入れましょう。
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