構造設計者ってどんな本持ってるの?
建築設計の仕事をしている人はたくさんの本を持っています。
インターネットでも情報を集めることは可能ですが、本の情報量に勝つことはできません。
では、構造設計者はどんな本を持っているのか。
この記事では構造設計者が持っておくべき本を紹介します!
私は構造設計事務所での仕事経験があるよ!
- 構造設計を始めたばかりの人
- 構造設計者が勉強のために読んでいる本を知りたい
- 構造設計を学んでいる学生さん
- 30代 男性 会社員
- 一級建築士
- 東京の構造設計事務所で5年間働く
- その後地元・広島の企業へ転職
- 転職で給料を1.4倍にすることに成功
一級建築士がおすすめする構造設計者向けの本
現場必携 建築構造ポケットブック 第6版
「現場必携 建築構造ポケットブック 第6版」は、私が構造設計の仕事を始めたとき、はじめに購入した本です。
購入した理由は、事務所の人達みんなこの本を机に置いていたから。
コンパクトなサイズに設計に必要な情報がギッシリ詰まっています。
建築物の構造関係技術基準解説書〈2020年版〉
「建築物の構造関係技術基準解説書〈2020年版〉」、通称 ”黄色本”。
構造設計者にとって必須の本です。
構造設計一級建築士を受ける際にも必要となるので、早めに購入しておきましょう。
構造計算適合性判定を踏まえた建築物の構造設計実務のポイント
「構造計算適合性判定を踏まえた建築物の構造設計実務のポイント」は、これまでの構造計算適合性判定の事例から、構造設計者が知っておくべきポイントが紹介されている本。
構造適判を受ける必要のある建物を設計している人には必須の本です。
実務から見た基礎構造設計 改訂版
「実務から見た基礎構造設計 改訂版」は基礎設計に関する基本的な計算知識が詰まった本。
構造計算する際に必要な基準・指針から、計算例まで載っているのでとてもわかりやすい。
基礎の設計はどんな建物にも必要なものなので、これ1冊持っていると便利。
「実務から」シリーズはどれもわかりやすい本なので、構造設計初心者におすすめ。
実務から見たRC構造設計 改訂版
「実務から見たRC構造設計 改訂版」はRC造の設計をしている人におすすめの本。
「実務から」シリーズのRC版。
計算例も載っているので、構造設計初心者にもとてもわかりやすいです。
実務から見た鉄骨構造設計 改訂版
「実務から見た鉄骨構造設計 改訂版」は、鉄骨造の設計をしている人におすすめの本。
「実務から」シリーズの鉄骨造版。
計算例も載っているので、構造設計初心者にもとてもわかりやすいです。
ストーリーで面白いほど頭に入る 鉄骨造
「ストーリーで面白いほど頭に入る 鉄骨造」は、漫画で鉄骨造の建物ができる流れを紹介してくれる本。
構造設計者は計算できる、図面を書けるだけでは務まりません。
この本は漫画のストーリーを読み進めながら鉄骨造について学べるので、現場をあまり見たことのない構造設計初心者にオススメです。
施工がわかるイラスト建築生産入門
「施工がわかるイラスト建築生産入門」は、建設現場が800点を超すイラストによって紹介されている本。
着工から解体までの流れを、建築現場でのエピソードや豆知識も織り交ぜて解説してくれています。
「文字ばかりの本ではわかりづらい」と思っている方におすすめ。
まとめ
建築設計士にとって本はとても重要なアイテム。
意匠設計・構造設計・設備設計、どの設計をするにしても本は必要ですが、構造設計者はたくさんの計算式を扱う必要があります。
でも構造設計初心者はどの本を買えばいいかわからない人も多いはず。
まずはここで紹介した本を購入して、構造設計のスペシャリストを目指しましょう。
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